傷。

2001年4月25日
流される。
どんどん。

誰のせいでもない。
あたしのせいだ。
自業自得だよ。

今日、彼がうちに来てもいい?って言った。
あたしは、いいよ、って言った。

おねえちゃんは、「ぜったい、やだ」って言った。
おねえちゃんに、このあいだのこと、詳しくは
話してはいないんだ。
でも、もしおねえちゃんが同じことされたら、
あたしその男を許さない、って言った。
それぐらいのこと、されたんだ、って話した。

「それなのに、なんでまだ続いとるん?
別れたんじゃなかったん?」
って聞かれる。
なんもいえなかった。

ひたすら、家にあげるのはやだって、言われた。

「わかった、じゃあ断る。」

あたし、ずるいんだ。
おねえちゃんがやだって言ったから、ってのを
あたしのなかの既成事実にしようとした。
彼に会わなくてすむなって、思った。

だったら、うちにきていいよなんて、
言わなきゃいいのに。

あたしが、断るね、って言ったらおねえちゃん、
「あたしが悪いみたいじゃん・・・いいよ、別に」
って言ってた。
ごめんね。

うちにやってきた彼を見てあたしは、自分の気持ちが
はっきりわかった。
もう、無理だな、って思った。


自分がいやだった。
ひどくいやな人間だって、思ったんだ。

「眠いから、もう寝るね」
そう言って、早々とベットにもぐりこんだ。

だけど・・・・

もういいやって思った。
このまま流されていこうって思ってしまった。

だって、このときは、
次の日にあんなことが起こるなんて思ってなかったから。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索