なぜか昨日も電話がきて、
今日も仕事のあとにメールが入っていた。

<仕事おわったら、おしえて>

迷う、
でも、嬉しい、
でも、迷う、

それでも、彼に会いにいっていた。

おすし屋さんが飲み屋さんになってるとこ(?)に
連れてってもらった。
「ここ、前きたことあるよね」
「ないよ」

それは、あたしじゃないよ。
股かけてた女の子と来たんだよ。

たくさんたくさん話す。
でも、前とは違う。

はやく出会いを探せと彼は言う。
俺たちは友達になれると言う。

はやく、関係を切りたい。
あたしはそう思いながら、
そうやって彼があたしを突き放すと、
「別れたってまったく実感できない。」
「あたしに気持ちが残っているうちは、
友達になるのは無理だよ」
って、すがっていた。馬鹿みたいに。

お店を出て、いっしょにコンビニに行った。
帰れと言われれば帰るつもりだった。

 はやく、カタつけようよ。
 こんなの、よくないよ。
 だって、あたしを見捨てたやつなんだよ?
 全然、好きじゃない。

頭のなかぐるぐるそんなことがまわってた。

「ねむいー」
「じゃあ、おれんちくる?」
「え?。。。うん」

いつもいつもいけないと思いながらすがって、
やめようと思いながら流されてしまう。

今日も、あたしに進歩は、なかった。

彼のうちに、行ってしまった。
去年みたいに、ずうっと、別れたまま会ってる状態
になっちゃうのかな・・・
不安がよぎる。

いっしょにベットでごろごろしていた。

「やっぱり、離れられないね」
突然、彼が言った。

そう言われて、あたしは目が覚めた。
別れなきゃ。そう思った。

だけどやっぱり、求められるままに、
時間が過ぎていったんだ。

それなりに、しあわせな夜だった。
あったかかった。
安心した。

でも、前ほど好きな気持ちは、戻ってはこなかった。

突き放されるとすがってしまうし、
求められると、現実に気が付いて逃げたくなる。
単純。
そんな自分が、だいきらいだった。
ずっと、いやだった。

朝がやってきた。

もそもそ、と仕事に行く支度をする。
彼があたしをうしろから抱きしめて、言った。

「これからも、よろしくね。」
時間がとまった。
「やっぱり彼女は、みうしかいないよ」

はっとした。
また、やってしまった。
また、繰り返してしまった。

また、抜け出せない。

でも、忘れちゃいけない。

このひとは、自分しか愛していないよ。
あたしは自己満足するための、ただのおまけなんだから。

このまま、戻りはしない。
でも、そのときは言えなかったのが現実。

でも、もう戻れないよ。

お願いだからあたし、流されないでよ。
がんばってよ。
また、繰り返すのはいやだよ。

いつまでもぐるぐる同じところで、
悩んで泣いて、迷って裏切られて。
そこから抜け出すのは自分なんだよ。

あたしは、抜け出せるんだよ。





コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索