涙でいっぱい

2001年2月2日
あれから、メールの返事も、もちろん連絡もこない。待っているのもへんだけど。
あたしがどこに行ったって、追いかけていくよって言葉を信じすぎてしまったのかな。
離れたのは私からなのに。
わけわかんない。

今日は、夜にお友達とクラブいこうってことで、渋谷待ち合わせで約束していました。
でも、遅刻するってメールがきたので、時間を潰そうと思って、新宿へ・・・・・

。。。。行かなきゃよかった。

そこには、仲間とナンパしてる彼がいた。
ショックと、恐いので、体が固まる。
見つからないように新宿をでよう・・・って、切符を買った次の瞬間、気づいたら・・・

彼の名前を呼んで、服をひっぱってるあたしがいた。
驚く彼。
??な仲間のひとたち。

仲間の影にかくれようとする彼。
「あたし、べつに怒ってないから・・・・」
「でもね、でも・・・・」
何も言わずに逃げようとする彼。
でも、仲間の一人が、「ちゃんと男らしく話せよ」って言って、やっと顔が見れた。

「どこかで・・・話そうか?」
彼がそう言って、マックに行った。

「俺は、なにも言うことないから」
「うん。。。。別に、いいよ。」
「今は、幸せになってくれとしか言えないし、本当に思ってるよ。」
「・・・・・・(なんなの、それ・・・)」
・・・・・・・・・・・
「俺はさ、タチが悪いし、性格わるいし。」
そう言って、なぜかSPA!をくれた。

そこには、特集「私たちが「だめんずうぉーかー」です」が。
だめんずうぉーかーってのは、いつもいつもダメ男とばっかつきあってしまう女の人のこと。
ヒモとか、暴力とか、股かけとか・・・
「ほら、ここにいっぱいいるから」
(え・・・あたしの仲間がってこと?)
「これ、読んで・・」
(なめてる・・・)
「俺みたいなダメ男につかまんないようにね・・」
「ダメだなんて、そんなこと言わないでよ」
「それは、俺の意見だから!それに、別に自分を卑下してるわけじゃないし、ただ、ダメな部分があるってこと」

それは、俺の意見だからってのは、彼の口癖で、「それは、自分の考えなんだから、自分の意見に口出ししたり、否定は誰にもできない。」ってことみたい。これで、よく話し合いが成立しなくなる。意見できないから。

改札まで送ってもらう途中、みうは、なんか悲しくて、ずっと泣いてた。
みうはなんなんだろう?って・・・
俺はこういう人間だから、しょーがないよ、みたいな彼の態度も、それでもまだ、ちょっと期待してたことも、なにもかも悲しかった。

「じゃあね、ここでお別れ。」
(なんで、そんなにすっぱりしてるんだ・・・)
「俺、明日には新しい彼女だってできてるかもしれないし」
(なんでそんなこというの・・・・)
「じゃあね」

・・・・・終わった。やっと。
終わってしまった。

HPの日記であんなに落ち込んでても、今日にはもうナンパして。ひどいよ。
でも、目の周りが赤かったのは・・・?

こんなこと考えてるから、みうはだめんずうぉーかーなんだね。

でも、これで、ほんとうに終わってしまった。
結局、なにがあっても、キライにはなれなかった。
長いじかんのたくさんのことが、たくさんたくさん思い出されて、涙がいっぱいでた。

自分がかわいそうなのか。
ごめんねって言って欲しかったのか。
あんなヤツ好きになって、今でも、多分すきだからなのか。
あんなヤツって思うのが悲しいのか・・・・

もう、わからない。
でも、今は、悲しいだけ。

これで、よかった。
このほうがみうにはよかったんだって思うけど、なくすことってすごくつらい。
どんなに失望したりキライだって思いこんだって、
結局キライにはなれない。
・・・・依存、してたんだね。
でも、恋愛って、今はそれでいいや・・・

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